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メタルフリー治療

金属の素材を使わない治療

銀歯などの金属を含む素材は、歯科金属アレルギーを引き起こすリスクや人体に悪影響を及ぼす恐れがあります。被せ物や詰め物に金属を使用しない治療法が「メタルフリー治療」です。
金属を一切含まない素材を使用するため、人体にも優しく、金属アレルギーをお持ちの方でも安心して治療を受けていただけます。
また、自然な白さを持つ素材が多く、天然歯のような見た目を回復できる治療法です。

金属の素材の危険性

ガルバニー電流

金属の被せ物でアルミホイルを噛むと、ピリッとしたりキーンといった刺激を感じることがあります。これは金属同士がぶつかり合った時に発生する微弱電流でガルバニー電流(ガルバニック電流)といいます。口腔内には唾液があるので金属があると電気を通しやすくなり、ガルバニー電流が発生しやすくなります。
ガルバニー電流は微弱電流ですが、口腔内で発生すると脳が混乱して、頭痛、疲れ、不眠、イライラなどの、神経症状を引き起こします。こうした症状は金属を取り外してセラミックの被せ物に変えることで改善されます。

アマルガムについて

歯科アマルガムは、銅、錫、鉛、銀、亜鉛の粉に、液体水銀が混ぜ合わされた混合物です。水銀の含有量は約50%にもなります。危険なことに、咀嚼したり熱い飲み物を口に含むことによりアマルガムの表面から水銀がもれて唾液から口腔粘膜を通って血中に入ったり、腸から血中に入ったりします。また、歯の摩擦により水銀が蒸気になり、肺に入ります。
その結果、水銀の粒子や蒸気を体内に取り込み、自覚症状のないまま、脳や腎臓、肝臓に蓄積されていくといわれています。
歯科アマルガムは、お口の中で劣化し腐食し続け、その危険性は未だ医療従事者、歯科医師によっても見解がわかれますが、当診療所では歯科アマルガムが、患者様の健康に対して危険をおよぼす可能性があると認識しております。

金属アレルギー

従来の歯科治療では、銀歯が多く用いられていました。保険診療で安価に治療でき、強度も高いなどのメリットがあります。しかし、目立ちやすいなど見た目が悪く、銀歯に含まれる金属アレルギーがお口の中に溶け出し、体内に蓄積する可能性があります。
歯科金属アレルギーを発症すると、発疹や口内炎、頭痛や肩こりなど、全身のさまざまな不調を引き起こす原因になります。
銀歯は歯科金属アレルギーのリスクがありますので、金属を使用しない材料をご希望される方はお気軽に「メタルフリー治療」についてご相談ください。

金属を取り除き健やかな毎日へ

栄養療法と連携して全身の健康も考慮

当診療所では、患者の皆様に対して本当の意味で「身体にやさしい」治療を受けていただきたいと考えています。
メタルフリー治療を行なうにあたり、ただお口の中の金属を取り除くだけでなく、栄養療法に対応している医科と連携して、お口と同時に全身の健康を見据えた治療を推奨しています。
メタルフリー治療をすることによって、全身状態にも影響を与える可能性があります。ご希望の方は医科歯科連携に関してもお気軽にご相談ください。

メタルフリー治療の料金

メタルフリー治療の料金について詳しくは、以下をご覧ください。

メタルフリー治療の注意点

  • 保険診療の場合だと自費診療に比べ、使用できる素材や治療箇所が限られます。
  • 素材によっては金属よりも強度が低いため、噛む力が特に強い奥歯では使用が難しい素材があります。
  • 素材によっては治療費が高額になる場合があります。
  • 保険診療で適用になる素材(コンポジットレジン)の場合、長く使用する中で変色する可能性があり、定期的なメンテナンスが必要です。

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