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アマルガムの除去

当診療所のアマルガム除去の特徴

IAOMT認定歯科医師が在籍

当診療所の所長 北林秀一は、科学的根拠に基づいた生物学的に心配のない歯科医学および毒物学を 追及する先駆者的な非営利学術団体のIAOMT (International Academy of Oral Medicine and Toxicology)において「安全なアマルガム除去」SMART (Safe Mercury Amalgam Removal Technique)の認定を取得しています。日本でこの学会のSMRAT認定医に合格した歯科医師は2021年8月時点で1人だけです。
「安全なアマルガム除去」について知識のある認定医が在籍していますので、安心してご相談ください。

防護下におけるアマルガム除去(SMRAT法)

アマルガムの除去は歯に詰めてある金属塊をドリルで削り取る作業が必要ですが、その際にアマルガムから多量の水銀蒸気や粉塵が発生します。無防備にアマルガムを除去すると患者様だけでなく術者側も体内に吸い込む可能性があるため、徹底した防護と環境への配慮が大切です。当診療所では、IAOMTのSMRAT法に基づいた除去方法でアマルガムを除去いたします。

水銀メーターを使用

歯科医師は、視診でもほとんどのアマルガムを見分けられますが、中には目視で見分けにくい場合があります。アマルガムであれば水銀ガスを発するので、水銀蒸気を感知する水銀メーターという機器を使ってアマルガムの確定診断をしています。

高濃度ビタミン点滴(IVC)

アマルガム除去の際に、効果が期待できるアプローチとして高濃度ビタミンC点滴療法の併用をご提案しております。また、免疫力を高める作用もあるので、感染症であるむし歯や歯周病の予防にも役立ちます。

活性炭や口腔外バキュームで空気中の水銀を吸収

アマルガムの除去を行う際には、空気中に水銀が飛散してしまう場合がありますが、その対策として当診療所では、水銀粒子や水銀蒸気を吸着する活性炭や口腔外バキューム、更には水銀吸着クリームを使用して患者さんや診察室の汚染へ配慮しています。
細心の注意を払って除去にあたっておりますので、どうぞご安心ください。

アマルガムにまつわる問題

アマルガムは水銀が遊離することで人体各所に悪影響を及ぼします。その範囲は広く、例えば脳や甲状腺のほか、心臓や肝臓、腎臓や腺体などの器官が水銀のダメージを受けます。
水銀は毒性があるので、神経細胞障害を起こしたり、代謝や消化を助ける酵素の作用を阻害したりします。以下に水銀が及ぼす悪影響の具体例を記載します。

口腔の症状

  • 口がひりひりする
  • 舌の違和感
  • 口内炎
  • 唾液が出すぎたり、乾燥したりする
  • 歯痛
  • 歯茎が腫れる
  • 白板症がある
  • 顎が痛い
  • アデノイド
  • 外骨症、骨隆起
  • 歯ぎしり、喰いしばり
  • 歯周病
  • メタルタトゥー
  • 口臭
  • 金属味 など

神経症状

  • めまい
  • 頭痛、偏頭痛
  • 疲労感
  • 眠気、朦朧といのした状態
  • 睡眠障害
  • 震え
  • 麻痺、しびれ
  • 手足の冷え、悪寒
  • 味覚障害
  • 記憶障害
  • うつ
  • 精神状態悪化 など

消化器症状

  • 便秘
  • 下痢
  • 腹痛
  • 胃酸過多、胸やけ
  • 膨満感
  • 腹部けいれん など

筋肉や関節の症状

  • 腰痛
  • 背中の痛み
  • 首や肩の痛み
  • 膝の痛み
  • 足や膝の痛み
  • 肩や首の痛み など

皮膚症状

  • 肌荒れ
  • 発疹
  • かゆみ
  • 皮膚炎
  • にきび など

循環器系の症状

  • 血圧の変動が大きい
  • 不整脈がある
  • 胸の圧迫感や痛み など

呼吸器系の症状

  • 呼吸困難がある
  • 肺気腫
  • 呼吸が不規則 など

免疫系の症状

  • かぜをひきやすい
  • アレルギーがある
  • 副鼻腔炎(蓄膿)がある
  • 鼻炎がある
  • リンパ節の腫脹
  • むくみがある など

視覚と聴覚の症状

  • 物が二重にみえる
  • 目の奥の圧迫感
  • 目が乾く
  • 蛍光灯の光に敏感
  • 耳鳴り
  • 雑音 など

その他の症状

  • 食欲減退
  • 脱毛
  • 月経異常
  • 甲状腺疾患がある
  • 電磁波に過敏 など

アマルガムの除去の料金

安全なアマルガム除去処置 1ブロックの除去/27,500円(税込)
安全なアマルガム除去処置
(高濃度ビタミンC点滴併用時)
1ブロックの除去/35,200円(税込)

アマルガム以外の金属にも対応しています

口に中にある金属として、アマルガムについて説明しましたが、アマルガム以外にも、体に悪影響を及ぼす金属が存在している場合があります。
例えば「金銀パラジウム合金」などは、こちらもむし歯治療の際に被せ物や詰め物として用いられますが(主に保険治療)、金・銀・銅・亜鉛・イリジウム・インジウム・すずといった重金属を含んでいるため、口腔内で腐食して体の中に蓄積される可能性があります。
「昔治療した後、何の金属かわからないけれど気になる」という方は、お気軽にご相談ください。

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