• お問い合わせ・ご質問は

  • 0742-35-8020

インプラント

本当にインプラントが適している場合のみおすすめします

当診療所所長林秀一は、世界で12,000名以上の歯科医師が所属するITI のフェローとしてインプラント教育に携わっています。
インプラント治療は適切な診査から治療のリスクと限界点も含めて診断する事が重要と考えます。そのため当診療所では時間を取ってカウンセリングを行い、機能的観点や病理学的観点からお一人おひとりにとって適切な方法を提案して、安全で効果的な治療計画をご説明しております。
「適応症でない」または「必要の無い」インプラント治療は科学的エビデンスからおすすめする事はありません。みなさまに再び噛める喜びと豊かな生活を送っていただけるように誠実にお伝えしたいと思っております。

※ITIとは、医療の発展や患者様のQOLの改善に貢献することを目的とした非営利学術団体です。

当診療所とインプラント

海外で留学した経験を活かします

当診療所は40年以上前から前理事長の林秀彦Dr.がインプラント治療を行ない、現理事長の林秀ーDr.も前理事長と同じく大学の口腔外科出身で、20年以上前より当診療所でインプラント治療を行っております。

研究だけでなく海外で診療・手術を経験

また林秀一Dr.は2005年に日本人で3人目の ITI スカラーに選ばれフロリダ大学インプラント科に1年半留学していました。通常医科系の留学は、海外の医師免許を持たないため研究が主ですが、林秀ーDr.はフロリダ州から発行された大学内に限り診療できるライセンスを取得し、診療・手術を直接行ない研鑽していました。

安心して長く使えるインプラントを使用

当診療所では、straumannインプラントを中心に世界的に信頼性があるインプラントメーカーを導入しており、骨造成術を含めた難易度の高いケースにも対応しております。
straumannインプラントは、基礎研究と臨床実験に長い年月を費やし、人体に応用してから半世紀近い歴史を持つ、定着率、安心感の高いインプラントです。なお、林秀一Dr.はストローマンインプラントのインストラクターとして、若手歯科医師に指導や講演も行なっています。

また、当診療所のインプラント手術は専門の麻酔科医による静脈内鎮静術を併用して、ストレスなく手術を受けていただくこともできます。

インプラントのフォローアップ

当診療所でインプラント治療された方は、生涯責任を持ってメンテナンスさせていただきます。もし当診療所への通院が困難な状況になった方には、こちらから往診してメンテナンスをさせていただきます。
また、遠方に引っ越された場合や海外に移住された方に対しても、ITIのコンセンサスやコンセプトという共通の認識を持った仲間が日本や海外にいますので、同じ認識を持った信頼できる先生に紹介することも可能です。これが当診療所の補償制度であり、責任ある対応だと考えております。

インプラントのメリット

01

天然の歯と
嚙み心地がほとんど
変わりません

02

自然な
見た目に仕上がるので
ストレスがありません

03

かたい食べ物や
弾力性があるものも
無理なく噛めます

04

周りの歯に
余計な負担をかけません

05

顎にも
適度な刺激を与え
萎縮が起こりにくいです

こんなときにはインプラントがとくに有用

01

両側の歯が
削られていない場合

02

総入れ歯が不安定で
よく噛めない場合
(とくに下顎無歯顎)

03

両側(片側)の臼歯が
崩壊して奥で噛めず、
前歯に負担がかかる場合

04

ブリッジや部分入れ歯の
留め金に負荷がかかり過ぎ、支えの歯が傷む場合

05

前歯が外傷などで
余儀なく保存不可能と
なってしまった場合

06

先天的に歯が無いため、
咀嚼機能回復が必要な場合(少なくとも18歳以上)

07

歯列矯正治療後の
計画的に作った欠損部を
補う場合
(矯正医との連携治療)

「チタン」「ジルコニア」適切なものを使用します

当診療所ではインプラント(人工歯根)の素材として、チタン製とジルコニア製のものを取り扱っています。どちらにもそれぞれメリットがあるので、患者さんのご要望に合わせて選択することができます。違いをさらに詳しく知りたい方はお気軽にお尋ねください。

インプラント治療の流れ

  • Step01
    診断・治療計画

    インプラント治療を行うには詳細な検査が必要です。検査ではむし歯や歯周病の状態を診るほかに、レントゲンや歯科用CTの撮影を行います。CTを撮れば治療部の骨の量がわかりますし、神経の位置を立体的に把握してリスクを低減することができます。
    診断を行った後は治療内容や費用、期間を説明し、同意が得られれば治療を開始します。
    当診療所は患者さんのご希望や状況に応じて、負担を少なくするために低侵襲な治療も導入しています。インプラント治療をお考えなら、まずは当診療所にご相談ください。

  • Step02
    初期治療

    インプラントは人工歯根をあごの骨に埋め込む治療なので、歯周病であごの骨にダメージがあると治療しにくくなります。そのため、基本的には歯周病があればその治療を優先して行います。そのためにお口の環境を良くしてインプラント治療を進めていきます。
    インプラントは治療後にもメンテナンスをし続けなければなりませんから、治療開始前からセルフケアの意識を上げることをおすすめします。

  • Step03
    術前カウンセリング

    手術を行う前に、改めてCT画像などを見直しながら、どのような手術を行い、どのような結果が得られるかといったことを詳しく説明させていただきます。
    また同時に生体モニターも駆使し、患者さんの血圧・脈拍・心電図・血中酸素飽和度などを調べ、手術に支障が出ないように体制を整えます。

  • Step04
    一次手術(インプラント埋入)

    治療開始前に、歯科用CTで得た3次元データをもとに安心安全なインプラント埋入をします。理想的な位置に埋入するため、手術前の診査で作製されたガイドを用いて手術を行ないます。

  • Step05
    待機期間

    埋め込んだインプラントが骨と結合するまで数ヶ月の期間をおきます。インプラント手術の状況に応じて期間が異なります。例えば骨を造成していない既存の骨の場合であれば、1ヶ月~1ヶ月半ほどで仮歯へと進みます。

  • Step06
    仮歯装着(暫間補綴物)

    適切な待機期間ののち、最終補綴の装着前に仮歯を装着していただきます。仮歯の間、咬合の状態と歯周組織の安定を図ります。

  • Step07
    型取り

    埋入部の歯肉が安定したら、次は型取りの工程です。インプラント治療の場合は精密さを追求できるように、シリコン材を使って型取りを行います。

  • Step08
    人工歯(上部構造)の装着

    事前の打ち合わせによって選んだ素材で作った人工歯を装着すれば治療は完了です。
    装着の方法はスクリュー固定とセメント固定があります。インプラントを支えとした入れ歯は、専用のアタッチメントで着脱可能なものを作製します。

  • Step09
    メンテナンス

    インプラントは歯根に当たる部分から歯の部分までのすべてを人工物で作るので、むし歯にならないメリットがあります。しかし、治療完了後からていねいなケアを必要とします。毎日のセルフケアをおこたり、定期的な歯科医院でのメンテナンスを受けなければ、歯周病に似た症状を持つインプラント歯周炎を発症するからです。
    インプラント歯周炎にかかると、インプラントを埋め込んだ部分周辺の歯肉や骨に炎症が起こることがあります。また食いしばりや歯ぎしりなどで構造物の破折が起こることもあるので、定期的なメンテナンスは大切です。
    メンテナンスをしなければ状態が悪くなるのは、天然歯でも入れ歯でもブリッジでも同じです。そのため、「インプラントが特殊なケアを必要とする」と大げさに考える必要はないでしょう。むしろメンテナンスで通院することでインプラントが長く使える上に、他の歯の状態を診てもらう習慣ができることをプラスに捉えていただきたいと当診療所は考えています。

患者さんの声に
耳を傾けています

当診療所では、実際にインプラントの手術を受けられた患者さんに対し、手術から10年以上経過している方を中心にアンケートを行い、インプラントの手術をしてライフスタイルがどう変わったかをお聞きするようにしています。
アンケートではほとんどの方から「インプラントにして良かった」「食事がおいしくなった」という、喜びの声が寄せられています。
今後も患者さん一人ひとりのご意見を尊重し、より良い治療を行っていけるように努めてまいります。

インプラントの治療費について

現在、日本でのインプラント治療は保険適用がなされていない実費治療となります。
当診療所でのインプラント1本(歯の頭の部分を含む)の費用の目安は約40万円で、世界的主要インプラントを用いた全国的相場とあまり変わりません。しかし、患者さん個々のお口の中の状況の差(骨の量が不足している場合の骨造成の必要性や、歯の頭部分の構造の違い)によって治療内容や費用が異なります。
従いまして、患者さんに最適な治療方法や具体的な費用、治療期間などに関しましては、お気軽にご相談ください。

以下のような状況で治療費が変動します

  • 治療部位に十分な骨の量がない場合(不足している部分に骨の造成が必要)
  • 歯冠部分の構造の違い(入れ歯タイプやブリッジタイプなど)
  • 手術時の精神的ストレスをなくすために静脈内鎮静法を併用する場合

インプラントの料金

1本 440,000円~495,500円(税込)

医療費控除について

医療費控除とは、自分や家族のために医療費を支払った場合、一定の金額の所得控除をうけることができる制度です。
インプラント治療も医療費控除の対象となります。詳しくは国税庁のホームページをご覧ください。

インプラントの注意点

  • 外科手術が必要になるため、患者さんに体力的な負担がかかります
  • 段階的に治療を進めていくため、治療期間が長くなります
  • 保険診療ではないので、治療費が高くなります
  • 術後に痛み・腫れ・出血・合併症を伴う可能性があります
  • 術後も定期的なメンテナンスが必要になります
  • 処置した個所に食べ物が詰まる場合があります

インプラントで快適な毎日を

インプラントは入れ歯やブリッジと並ぶ、歯を失ったときの対応策の一つです。手術が必要なことや比較的費用がかかることなどの特徴はありますが、天然歯とほとんど変わらない噛み心地があります。インプラントはあごの骨にチタンやジルコニア製の人工歯根を埋め込むので、あごの力が直接伝わって硬いものでも噛めるのです。
また、お手入れしていれば耐久性も優れているので、入れ歯やブリッジより長く使える利点もあります。
もちろん、治療後も安心して使用し続けていただけるよう、当診療所が全力でサポートいたします。

インプラントで10年先も笑って噛める毎日を

歯を失ったことの影響は食事以外にも

何らかの都合で歯を失った時、1本くらいなら、と放置してしまう人は少なくありません。場所によってはそれほど支障が無いように思えることもありますが、歯は全体のバランスで機能しているので、長期的にはさまざまな弊害が生じます。
まず対合歯のかみ合わせが起こらなくなるので、必要以上に伸びることがあります。また、歯はあいたスペースに移動する特徴があるので、自然と歯並びが悪くなります。このようにしてかみ合わせが悪くなると顎関節症になったり、特定の歯に負担がかかって寿命が短くなったりします。
これらのトラブルを避けるため、歯を失ったときはできるだけ早くインプラントなどで補いましょう。

ページトップへ戻る